2020/10/27(火)
歳のせいだから?関係ありません!!
カテゴリー:院長ブログ
みなさん、こんにちは!
徐々に寒くなってきましたね。
お身体暖かくして過ごしていらっしゃいますか?
最近、お問い合わせのお客様から同じ質問をいただく機会が多いので、お答えさせていただこうと思います。
それは
「病院でもう歳だから腰痛の改善は難しいと言われたのですが、、そちらでも無理ですか?」
という質問です。
結論からお話ししますと、加齢だから腰痛になる、というのは明らかな間違いです。
確かにご高齢になると、筋力が低下し様々な不具合が生じてくることは事実です。
ですが、街中でも元気に歩いている高齢者の方、たくさんいらっしゃいますよね?
その違いは一体なんなのでしょうか?
それは、姿勢です。
痛みが出るのは、年齢ではなく姿勢が悪い状態で生活をしていることが原因です。
以前にも書きましたが、人間はどんなに悪い姿勢でも同じ姿勢が6ヶ月以上続くと脳がその状態を正しいと思い込みます。
これを「ホメオスタシス」と言います。
この現象は、年齢問わず、全ての人に当てはまる生理現象です。
例えば仕事などで中腰の状態で長く働いていると、身体が「くの字」状態になり、出っ張っているお尻の部分に負荷がかかり続けます。
お尻の筋肉は人間の体の中で一番表面積が大きいので、連結する他の筋肉にも影響が出て全身が硬くなります。
このように、正しい姿勢から逸脱すると、特定の筋肉が使いすぎの状態になり、姿勢に不具合が生じて痛みが発生します。
逆に考えれば、ご高齢の方でも姿勢にアプローチすれば、痛みが改善される方はたくさんいらっしゃいます。
現に当院には70代、80代の方が多くご来院されておりますが、姿勢にアプローチすることで痛みが改善される方がほとんどです。
年齢で痛みが改善しないで諦めている方は、絶対に諦めないでください!!
本日も動画ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!
今井 雄介