2020/11/29(日)
【腰痛 改善】私は、悲しいです。。
カテゴリー:院長ブログ
from 今井 雄介
治療院のデスクより
本日もブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
今日は、患者様からお聞きした悲しいお話しをご紹介したいと思います。
何が悲しいのか、それは
何が痛みの原因か検査をせずに、いきなり治療を開始する同業者の施術についてです。
お話しをしていただいたお客様は、当院にご来院される前にある整体院に行かれてました。
その方は、その整体院に行かれた時にベッドに横になることもできないくらいの腰痛の状態でした。
もちろん、そのお客様は現在の腰の状態をその治療家の先生に伝えていたのですが、状態を伝え終わるといきなり「横になってください」と言われたそうです。
そこで、検査もされずにいきなり1時間痛い腰を揉まれまくったそうです。
とんでもない激痛だったそうですが、そのお客様はその間、
「痛みに耐えれば、楽になれるんだ」
と思って必死に我慢をしたそうです。
そして、施術後が終わり、痛みが全く改善ぜず、治療家の方にこのように言われたそうです。
「これ、内臓が原因だからよくならないよ。MRIとった方がいいんじゃない?」
私はこの言葉に衝撃を受けました。。
そもそも、この治療家の方は治療の前になぜ検査をしないのでしょうか?
その先生の手技によっていろんな検査方法がございますが、検査をしないとそもそも何が原因で痛みが発生しているのかわからないし、もしかしたら自分が施術することが困難なレベルの患者様の可能性もございます。
そうであったとしたら、お身体を治療する前にお断りしてしかるべき機関をご案内することだってできたはずです。
原因はわからないのに、なぜ治療が出来るのでしょうか?
結果的にこの方は、ただ苦痛に時間とお金を費やしてしまっただけでした。
はっきり言って、ありえないです。
病院でリハビリ専門職として働いていようが、接骨院や整体院で働いていようが、お身体を検査して原因を突き止めてから治療に移るのは、リハビリ職や治療家として基本中の基本です。
私はなぜ痛みが出るのか、必ず仮説を立てて検査をして、その時に変化が出るようであったら初めて治療を開始しするようにしています。
ちなみにこのお客様の腰痛の原因は内臓ではなく、お尻の筋肉が硬くなりすぎて腰の動きを妨げてしまっていることが原因でした。
今では、セルフケアを自分でもとても頑張っていただいて、少しづつ痛みがなく歩けるまでに改善されております。
このいきなり腰を揉みまくる先生の対応は、はっきり言って非常識です。
自分が治せる患者様なら受け入れる、そうでないのなら断りしかるべき機関をご提案する、それは患者様への礼儀だと私は思っています。
今回お話ししたお客様以外にも、同じような経験をされて当院にご来院される患者様は少なくありませせん。
患者様が辛いと言っているのに、いきなりベッドに寝かせて腰をもみまくる先生へ
あなたの施術方法は本当に正しいですか?
自分の家族にも同じ方法を用いますか?
お願いだから、あなたを頼りにご来院されている患者様を傷つけないでください。
ブログをご覧いただき、ありがとうございました!
今井 雄介